2008年07月11日

(17)7月11日 絶好調なときほど怖い

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   香奈枝の記録
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●7月11日(金)起床時

・体重     54.0kg(+0.9kg)
・体脂肪率   28.5%
・お通じ    朝1回
・生理終了後  8日目

・年齢     40歳
・身長     155cm

※いや〜な朝を迎えた
起きるのも 体重量るのも 気が重かった

昨日は 昼間 せっかく調子よかったのに
夜10時過ぎに 目が冴えて ドカ食いした

自分の中の悪魔に屈服してしまった

でも香奈枝は 以前のように
自己を哀れんだり 蔑んだりするつもりはない 

昨夜の過食も
自分が卒業するために必要な履修課程なのだ

「私は ぜったい あきらめない!」
と とりあえず 前向きさを取り戻せた香奈枝だが

今後 また波がきたとき 飲み込まれそうにならないよう
対策を講ずる必要がある

●7月10日(木)食事内容

◆朝
りんご 1個


◆お昼
・サラダ
・味噌汁


◆夕
・アスパラベーコン巻き 2個

◆夜食(22時以降)

・アイスシャーベット(野菜果物ジュースを固まらせた)
・サキイカ 1袋 160kcal
・タルトケーキ各種 4個 1,200kal
・アーモンド 450cal

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※「香奈枝の心象風景」のつづき

香奈枝の「心」は忙しい

香奈枝の 「心の使い方」 は

「今」を楽しむより
「未来」の 不安要素を 取り払う

ことに専念された


そんな香奈枝にとっては

「絶好調なとき」ほど 不安になった

「こんな幸せは 長続きしないに決まっている
先に悪いことが 待ち構えているに違いない」

そうやって心のバランスをとっていた

そういえば
香奈枝の独身時代の恋愛は こんな心の習慣のため
なかなか成就しなかった

意中の人とうまくいきそうになるたび
恐くなって 自分から距離を置くようにしてしまうからである


         *


そんな「今」を楽しめない香奈枝であったが
唯一 心からリラックスできる時間があった
それは

   過食しているときであった


「心の疲れ」を常に抱えている香奈枝にとっては
「過食」のひとときはこそ
安らいだ 寛いだ 楽しい 癒しを
もたらしてくれる至福の時間であった

その幸福感のピークは
「過食」を始めて わずか5分以内である

その幸福の絶頂を
もっと もっと 長く感じていたいがために
物理的な限界まで食べ続けた

胃がパンパンになって あふれるまで食べ続けた
2〜3時間食べ続けることも稀ではなかった

つづく・・

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